初ブックサンタと絵本のおやつ

皆様メリークリスマス★

Amuletです。

私事ですが先日初めてブックサンタなるチャリティーに参加してきました。本好きの活字中毒を自負していながらお恥ずかしいのですが、ブックサンタという素晴らしい取り組みについて知ったのはつい最近です。

ブックサンタについてはコチラ

確かあれはまだ私が8歳の頃。

誕生日プレゼントに何が欲しいかと聞かれて「でっかい段ボールいっぱいの本が欲しい」と即答した覚えがあります。

そして届いたのはでっかい段ボール3箱分の本の山。

おそらくあの時が人生で一番テンションがぶち上がって狂喜乱舞した瞬間でしょう。段ボール箱にスリスリしつつ「今すぐ本に埋めてくれ」と母に懇願するという奇行をかましました。

まぁ即座に埋めてくれた母も大概なのでやはり親子ですね。

私はあまり学生時代のことも数年前の職場のことも数日前の夕食のメニューも覚えていないポンコツです。そんな私が、8歳なんてウン十年前の事なのにその日着ていた服もその日の夕食のメニューも開けた段ボール箱に入っていた本のタイトルも全部ぜ~んぶ覚えています。

そのくらい嬉しかった。

私は親に本を強請って断られたことがありません。本だけは、絶対に買ってくれました。

今では大概の本は自分で買えます。まぁ医学書は高いので「これ買うなら2ヶ月くらい晩ごはん抜きかな」となることも多々ありますが何とか自力で買えます。キツイですけども。

でも、本を買ってもらえない、どうやっても買えない子供達が世の中にはたくさんいます。

その事自体は私にできることなんてほぼ何もありません。

でもせめて、本を読んでる間だけはその世界にどっぷりハマっていられる時間を、現実は置いておいて本の中なら何にでもなれる経験を、登場人物の思考回路をトレースすることで本を通して得る見聞を、確実に自分の世界を豊かにしてくれる様々なものに触れるきっかけを手伝えるなら、とても嬉しいなと思いました。

ということで絵本と児童書大量買い。

ついでに自分の分も大人買い。

久々に絵本に触れましたが、改めて日本の絵本てレベル高いですね。優しい色使いなんかも勿論のこと、何より素晴らしいのがオノマトペ!オノマトペの多様さは感受性や情緒の豊かさに直結すると思っています。

絵本ではよくおやつや食事の場面が描れますけど、そこで使われるオノマトペがもう素晴らしすぎる。

ほかほかとゆげをたてるぱんけーきに

とろとろしたはちみつをたっぷりかけて

じゅわりじゅわりとしみこんだところを

はふはふモグモグやるのがいっとうすきだ

とか言われたら全面同意しか無いですよね?!今すぐキッチンに立ってパンケーキ焼こうかなってなりますよね?!ついでにお紅茶もいれますよね?!(圧が強い)

(主に食欲のせいで)幼い頃のように純粋な目線ではもう読めなくなってるかもしれませんけど、大人になってから読むのもなかなか楽しいものだなと改めて思いました。

年末年始は自分用に購入した「ノンタンのたんじょうび」片手にクッキーでも焼いて過ごそうと思います。

それでは皆様、良きクリスマス、そして年末を★

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